熊本日日新聞に、リフトバス導入に関する記事が掲載されました。
熊本日日新聞に、リフトバス導入に関する記事が掲載されました。
熊本市北区の観光バス会社「菊南プラザバス」は29日、車いすのまま乗降できるリフト付きの大型観光バスを導入した。同社によると県内初。長田久幸社長(84)は「多くの高齢者や障害のある人に旅行を楽しんでほしい」と話した。
同社が昨年創業20年を迎えたことから、社会貢献の一環として導入した。バスは53人乗りで、車いすに乗ったまま、車体側面の専用ドアから電動リフトで乗り降りできる。車内では座席をスライドさせ、車いすを2台まで固定可能。トランクには最大16台の車いすを積み込める。同社は今後、運転手や乗務員の介護研修などに力を入れる。
障害者や高齢者向け旅行を手掛ける旅行会社「旅のよろこび」(同区)によると、九州で同様のバスがないのは熊本県と佐賀県のみで、特別支援学校や高齢者、障碍者施設の旅行、外出などに必要とする声が高まっていた。
バスは4月22日、阿蘇・草千里ツアーで“初出動”。参加予定で車椅子利用者の浜田磨美子さん(68)=西区=は「旅行が快適になると思うとうれしい。とても楽しみです」と声を弾ませていた。
▽菊南プラザバス 車椅子リフト付き貸切バス
https://plaza-bus.com/lift/